脳幹出血からの復活！　まきてーならん

～過去～
　
2011年　11月
ＳＴ仲さんとの訓練はのーりーではなく、
私が自宅で出来る　口腔ケアー＆マッサージと
嚥下訓練の指導になっていた。
いま行っている　発生訓練は
酸素をカフから流し、声帯を震わせて声（音）を出す練習だが
自宅ではその練習が出来なくなる。

何か他にいいものがないかなーと　模索中の仲さん。
講演会で　出会った　田名さんという方から
”電気式人工喉頭、ユアトーン”の情報を聞き、
のーリーの為に本体を借りてきてくれた。

リハビリの時間内では　出来ない為、　食事の時間を利用して
行うことになった。



のーリーの食事の場所は、ナースステーションの真ん前！
胃ろう三人組前から　おじー、おばー、最後にのーりー。

前のおばーちゃんは、体が小さすぎて車椅子からすべりおちそうになるし
一番前のおじーちゃんは、食事時間が長いと言って文句。　
勝手にチュウブを触り　いっきに流してしまったり、チュウブを引っ張ってこぼしたりする。

そんな二人の事を監視して何かあったら
看護師を呼ぶのがのーりーの仕事になっていた。
まるで現場監督だった。

その　場所で　声の練習をしていたら
おじーと　おばーはびっくり

だって　変な声が後ろから聞こえてくるもんだから　ウトウトも出来ないし
悪いことも出来ない。

私が　ゲラゲラ笑うと、一生懸命なのーりーは
なにか～～～と

退院まで私の楽しみが　また一つ増えました。

　　参考まで
　　ユアトーンⅡ　ゆらぎ